こんにちは。レ・ソワンのマドレーヌです。

先日、お客さまからのご質問で

何かのテレビで「角質は定期的に削ることが必要」ということを言っていたのですが。

ということがありました。

お答えしていきたいと思います。

角質培養とピーリングはどちらもやってはいけません

確かに、美容法として、ピーリングやゴマージュとかAHAとかあります。

一方で、角質培養することも流行っていますよね。

さて、全く正反対の2つの考え方、どちらがいいのでしょう??

私個人の答えは、

どちらもやめておいた方がいい。

です。

 

角質培養は失敗が多くて危険

角質培養は、失敗が多いのですが、ご存じでしょうか

特に、過剰皮脂の方が角質培養することが多いのですよね…

それは、ニキビをなんとかしたいから。

過剰皮脂の人が角質培養をした場合

過剰皮脂の人が角質培養すると失敗します。

最終的には、どす黒い肌になるようです。

私のお客さまで、過去、角質培養していた方は皆さん口を揃えておっしゃいますよ!

「暗黒の時代」

なぜそうなるかを説明しますと…

角質培養は不潔

白いニキビができるのに、洗顔しないと角質肥大になり毛穴がつまり、炎症がおこります。

当たり前に。

過剰に出ている皮脂は取り除いた方がいいに決まっています。

角質は、死んだ細胞のことです。

つまり垢なのです。

垢は皮脂膜をつくるのに必要です。

正常な肌は14層の角質が積み重なって、14層目が垢となってはがれます。

角質肥大になってふか~いシワを作りたいなら角質培養をどうぞ!

乾燥肌の人の角質培養も危険です。

だって、結局「不潔」な状態になるからです。

肌の上に黄色ブドウ球菌などが繁殖してしまう可能性があります。

今までできなかったニキビなどができることもあるかもしれません。

肌トラブルは、角質=垢だけが原因ではなく、垢を上手く利用できない表皮層に問題があるのです。

いずれにせよ、角質培養は百害あって一利なしと私は思います。

 

 

角質培養と全く正反対の行為のピーリングも危険

完全にお肌の大切なモノを削りとってしまう行為は、どのような肌でも絶対やってはいけません。

皮膚が薄く敏感肌の人がピーリングをした場合

行きつく先は、お肌ボロボロ状態です。

頬が赤く、毛細血管が浮いているような薄い肌の人が、ピーリングやAHAなどの酸を使って、必要以上に角質を落としてしまうと、ずるむけになり、真っ赤っかになり痛いです。

それは、たとえ1年に1回でも、ひどい炎症を起こしてしまうことがあります。

過剰皮脂の人がピーリングをした場合

過剰皮脂の方がピーリングをすると皮脂が吹くように出てきます。

お肌が何もかも無くなった時に分泌するのは、皮脂だけなんです!

ただでさえ、過剰に皮脂がでているのに必要以上に皮脂を取り除くことで、脳が今まで以上に皮脂を分泌し始めますよ~。

皮膚のpHバランスをとるケアがあればいい

要は、削りもしない、無駄に培養もしない角質ケアがあればいいのです。

肌を削らない角質ケアで、汚れや必要のない皮脂だけを浮かすことができるケアをすれば良いのです。

さて、ここで洗顔についてアドバイスをしておきましょう。

乾燥肌敏感肌の人の洗顔

朝は水かぬるま湯洗顔だけでいいです

皮脂が多い人やニキビがたくさんという人の洗顔

負担にならないよう必要のない皮脂をやさしく浮かしてください。

 

 

 

ところであなたは乾燥肌?脂性肌?

角質培養やピーリングをやろうとする方には、肌を綺麗にしたい!との考えがあると思うのですが、

ご自分の肌が乾燥肌なのか脂性肌なのか、混合肌なのかをちゃんと把握していないと判断できません。

私は、施術やご相談があったとき、皆さんの肌の性質はそんなに拘りません。

ですが、判断の目安を持っています。

自分がいったい乾燥肌、脂性肌(過剰皮脂による)なのかは、

ある程度の目安として、

  • 思春期ニキビが酷かったかどうか
  • 手足に汗をかきやすいか

を考えてみてくださいね。

そいう方は、もともと男性ホルモンの作用が強く働き皮脂が多く出ている可能性があります。

思春期ニキビがポツポツ程度で、手足も乾燥気味、と言う方は乾燥肌を疑ってください。

これはあくまでも目安です。

洗顔後つっぱるから乾燥肌とか短絡的な解釈は、今の時代にはそぐわないです。

それから、今まで、乾燥防止でたっぷりクリームやワセリンを塗っていた方は、お肌の皮脂腺がきちんと作用するまでは、朝、洗顔した方がいいと思います。

効果が出るのも、効果の感じ方も個人差があります。

でも

私がすすめるケアは、結果がでるのに時間がかかるかもしれませんが、成功例がたくさんあります。

レ・ソワンのスキンケア気になるなら是非一度ご相談ください!

 以上、角質培養とピーリングについてご紹介しました!