私の元には、年がら年中肌トラブルのご相談があります。
夏になると汗によるトラブルのご相談など、秋冬は乾燥・痒みのご相談。
9・10月はブタクサ・稲。3・4・5月は、黄砂やPM2.5、スギ・ヒノキなどの花粉。
10月〜2月は、風邪・インフルエンザなどのご相談もいただきます。
もくじ
アレルギーって予防することできるの?
その中から「アレルギーの予防」についてのご相談がありましたのでご紹介したいと思います。
私は、一年中何かに反応しています。
だから、できるだけアレルギーの予防をしたいです。
そこで、予防になるような、普段の生活でできる工夫はありますか?
ネットには腸の調子がアレルギー関係するので善玉菌を増やすとよい、とか、運動するのがよい、などかいてあったのですが、何を信じていいのかよくわかりません。
もし何かできることがあれば、マドレーヌさんのアドバイスをいただきたいです。
ハイ!早速、お答えしてまいりましょう。
小手先の対処療法がけっこう効果あり!
余談になりますが、こういうアレルギーのお話になると皆さんおっしゃることがあります。
マドレーヌさんはアレルギー持ってるから、お掃除とか絶対キッチリしてホコリとかもないんだろうなあ~
そう思っていただけるのは嬉しいですが…^^
実際にはそんなことはありません!
私めっちゃズボラですから~笑
私かなりズボラですから、お掃除はいい加減。全く行き届いていません(笑)
だから、お掃除するときはすっごい酷い状況になっています。
私は、お掃除は下手と認識しています。ですが、アレルギー持ち。
しかも、
▲ マスクでカブレの反応が出る
▲ 掃除をするときのホコリに反応が出る
なんてことが起こります。
だから、
◎ 掃除をするときは頭から頬かむり
◎ タオルやサラシでマスクをする
◎ 割烹着などで身体のカバーする
などは徹底していますよ。
つまり、小手先の対処法の方にチカラを入れています。
アレルギーは風邪と同じ。対処療法に力を入れる
さて、お客さまのお悩みに、ネットの情報で…とありますが、
ネットの情報は、ネットの情報として
一旦置いておいてもらって…
こんな風に考えてください。
アレルギーは「風邪」と同じで「対処療法」を行っていきましょう。
ですので、症状が酷いときは、薬を飲むで良いと思います。
風邪の時って、鼻水が酷いのか、目が痒くなるのか、クシャミ連発など症状がありますよね?
アレルギーも同じで、自分に合う抗アレルギー薬を探すのも手ですよ。
根本的な対策は「アレルギーあって当たり前」と思うこと
では、次に本題に入りたいと思います。
根本的にアレルギーはどうしたら良いか?
アレルギーは誰にでもあります。でも、出方に個人差があるようですよ。
私は、花粉症ではありませんが、皮膚に出るタイプ、花粉やダニ・ホコリで皮膚が痒くなります。
植物・科学物質も皮膚接触した時がヤバイ。
花粉症ではない私でも、掃除をしている時や花粉が酷い時は、クシャミ連発で鼻水がズルズル出ます。
薬を飲むところまでは行きませんが、目が痒くなって真っ赤になる時もあります。
実は、私は「アレルギーは出るのが当たり前」と思っています。
アドバイスができるとしたら、
「アレルギー出るのがおかしい、私がおかしい、もうイヤ」って思っていませんか?
そう思うのは、やめておいてください。
それは、次のお話にも続くことです。
巷のアレルギー対策ウソ?ホント?にお答えします
では、次に皆さんから「合ってますか〜?」「これ本当?」とよくお聞きになることにお答えして参ります。
腸の調子がアレルギーに関係するので善玉菌を増やすとよい?
これは、根拠のあることです。
でもね、これだって、「自分の腸はおかしい」のが前提ですよね。
「善玉菌が善、悪玉菌が悪、そんな私の腸がおかしい」と思っていませんか?
アレルギーは、善玉菌と悪玉菌のバランスが取れていないと出やすい
だから
善玉菌と悪玉菌のバランスを図るが正解
善玉菌と悪玉菌のバランスがとれなくなっているんですよね。
腸が悪いのではなく、食生活(食べるモノ)を間違えているのですよ。
あなたの腸が悪いわけではないのです。食べものが悪いんです。
だから、それを変えていけばいいだけ!
腸内環境のバランスを整えよう
日本に住む私たちの腸のバランスが崩すのが、
- 白砂糖
- 乳製品(牛乳・ヨーグルト)
- コーヒー
- サラダオイルを使った揚げ物・揚げ菓子
- パン等
です。
これらも、絶対ダメというわけではありません。
こればっかり集中して多く食べると「バランスを崩す」ことになってしまうんです。←これ重要です。
ですので、
海苔・ワカメや昆布などの海藻類、シイタケやエノキ・マイタケなどのキノコ類を積極的に食べてくださいね。
腸のお掃除して菌のバランスをとってくれます。もちろん、少量でもよいのですよ。
特に海苔は長年日本に住む人にしか消化できないそうですよ。
海苔を消化するその菌が善玉菌なのだそうです。
海苔って凄いんですよ~、善玉菌増やすならヨーグルト食べるより海苔食べたほうが効果あると思うんだけどなぁ
アレルギー予防は運動するのがよい?
これはですね、合ってます。
でもね、正確に言うと「運動なら何でも!」と言うのは間違い。
運動と表現してしまうと、ジョギングや筋トレ、テニスなど競技のことを思い浮かべますよね。
だから、「なーんも運動していない」「私マラソンとか嫌いだし」「運動神経鈍いし」「運動嫌い!」って思い込んでる人多いものです。
そして、面倒くさい。
「面倒くさい」は自分を責めている時の言葉ですから、やっぱり「そんな自分がイヤ」って思っている方が多いと思います…。
あのね、運動っていうのはね
身体を伸縮することを指しています。
ストレッチやヨガのことなんですよ。
つまり、これもバランス。
ずーっと同じ姿勢をしたり、片方だけに重心置いたりするとバランスが崩れますね。
このような状態を改善するためには
- 呼吸を意識して
- 体を伸ばしたり縮めたりして
- 身体の活性化を図り
- バランスを整うようにする
ストレッチやヨガが必要なんですよ。
アレルギーとうつ病は直結していませんが、私は繋がっているとは考えています。
実際にうつ病の人は、腸内環境が悪く、蕁麻疹や便秘・下痢を発症していること多いですからね~
うつ病やネガティブ思考は、食生活整えてヨガやストレッチを取り入れて改善する例はたくさんあります。
毎日、取り入れることが大切ですよ。
少しずつ2分程度からスタートするのが良いですよ!
おススメは、股関節や肩甲骨を動かす運動です!
アレルギー予防と対策、何かできることは?
「何かできることがあれば」というご質問でしたのでお答えしてまいります。
- 対処療法をする(薬を飲む・塗る・目薬を注す、マスクをする等)
- 共存を考える(アレルギーはあって当たり前と考える)
- 食生活を考える
- ストレッチやヨガなどの伸縮運動をする
となります。
食生活やライフスタイルの改善に時間をかけて、腸や血液をキレイにしていくのがいいと思います。
アレルギーと共存することを考えましょう。
これは、アレルギーだけに有効だけでなく、生きていく上で大切なことでもあります。
お役立てくださいね!