こんにちは。
今日は、「メイクはした方がいいのか?しない方がいいのか?論争」に目を向けたいと思います。
結構多いんです。しないっていう人。よくよくお話を伺ってみると、このような意見があるようです。
お化粧はしない派の「ありのまま」論
肌に悪いし、そんな風に飾り立てるのは自分らしくないと思います。
ありのままでいたい。自然体の自分を認めてもらいたいから。
およよ、・・・つまり、スッピン?
中には「女性だけ美容に気を使わなければならないなんて不公平だ!」なんて意見も。
お化粧する派の私のマナー・おもてなし論
出かける時や人と会う時にメイクをしないのは、ありえません。
まあ、プライベート空間で、ありのままの姿(生まれたままの姿?裸族?)でいるのはOKだと思います。
でも、他人と会う時に、スッピンて・・・⁉
私は、実際そのような女性を見ますと「あら・・・。」と思ってしまいます。
- 本当の自分
- ナチュラル派・自然体
- ありのままの自分で
な~んて文言を掲げてくる方が、しない派が多いように思いますが、それは面倒くさいだけではないのかなー?と思います。
そういう方々は 「どんな人でも、自分と会う時にキレイにしてくれてると嬉しい」心理を忘れているんだな、と思います。
おもてなしの方向から少し、例を出してみます。
メイクはおもてなしと同じ
あなたがお呼ばれでヨソのお家へ行きました、が前提ね。
伺ったお宅が、とっ散らかっていたらいかがでしょうか。居心地悪くありません?
「私が来るってわかっているのに、ちょっとくらい掃除したらどうよ。私には散らかった部屋でもイイってこと?こんな汚い部屋へ私通されたってことは、軽く見られている?」
多くの方が心の奥底でそう思うと思いますよ。自然な感情だと思います。
「うわーーーキレイにされているんですね!」と思いますよね。
「あなたが来てくれるから頑張ってキレイにしたの!」
なんて言われたらどうです?嬉しいじゃないですか!嬉しいですよね?
・・・えっ?嬉しくない?どうでもいいと思う??
ここで、嬉しくない人・どうでもいい人・おもてなしに気付かなかった人はちょっと卑屈かも。
こういう人は、自分の魅力に気付かず自分に自信がない人です。
では、少々説明しますね。
多くの人が、やっぱり、人が来るってなったら「こんな部屋さすがに恥ずかしいから、ちょっと頑張って掃除しよ」と思いますよね。
どうすれば、喜んでもらえるかって考えますよね~。
人が来る!となったら、少なくとも、クッション整えたり、プライベートでは気にならないものも、片づけません?
いつもその変にパーっと置いてある耳かきや爪切り、いつも使うエプロンや部屋着、生活感のあるモノ
片づけるでしょ?
そして、テーブルクロスかけてみたり、お花を飾ってみたりするでしょ?
それには、労力ってものがかかります。
その労力は、客人を招きいれるために時間を割いて行っているものです。
- 「どうしたら喜んでもらえるかな?」
- 「お茶は何を出そうかな?」
- 「お手洗いはキレイかな?」
- 「何時に来るのかな?だったら、いつまでに何を用意すればいいのかな?」
それは、
- 客人に喜んでもらいたいという気持ちと
- 自分が気持ちよくお迎えしたい
- 私を気に入ってもらいたいから
という気持ちがあると思うのです。
おもてなしの労力!
その気持ちが汲めたら、客人は「私のためにありがとう!嬉しい!!」となりませんか?
自信が無い人ってね、これに気づかず最初から
「わたしなんか・・・」って常にうつむいてるんです。
だから他人のおもてなしに気づけないんですね。
顔をあげて気づけたなら、
- 「じゃあ、失礼のないようにちょっとキレイな恰好していこう」
- 「労力をかけてお招きしてくださっているんだから、その気持ちを伝えよう」
となり、コミュニケーションが上手く運びますね。
これ、コミュニケーション術なんですよ。
メイクも同じことだと思うのです。
お掃除をメイクに置き換えてみて下さいね。
置き換えてみると、どちらも自分のためでもあるし、他人に対しての「おもてなし」気持ちの表現です。
それを、人は「マナー」と呼ぶのですよ。
となると、やはり、おもてなしはした方がいいと思いませんか?
それにお化粧って自分の難を隠す技でもあります。
うつむく癖も消えていく。自信が少し持てるようになります。
メイクしなくてもいいけど「ありのまま」の捉え方は間違えないでね
最後に・・・
ありのままって何でしょうか。もしかして…
「お化粧をしたり、着飾ったり、オシャレをすることは、ありのままの自分ではない」とか思っていますか?
どれだけ着飾っていても、今そこに存在するあなたが「ありのままのあなた」なんですよ。
あなたは、今そこに存在しているではないですか!
ありのままの姿の捉え方を間違えていませんか?
もし、「今の自分はありのままの自分ではない、本当の自分ではない、本当の自分を探したい。」と思っているのだったら、
そもそも、「架空の本当の自分を作りあげて妄想している」可能性がありますよ?
気を付けてくださいね。