パーソナルカラー診断「魅せるには工夫することがポイント」

皆様こんにちは。

先日のお客さまに引き続き、今回も掲載の許可をいただきました!

ありがとうございます。

今回は パーソナルカラー診断 です。

何と私の一番上の娘と同じ年。20代前半。

経験を積んで、ご自分の人生に色を活用していって欲しいものです。

レ・ソワンのパーソナルカラー診断ビフォーアフター

(掲載の許可をありがとうございます!)

   

★ 彼女の普段の姿がこちら

製造業に携わり・接客もされているお客さま。

普段はお化粧はされないそうですが、お休みの日はお化粧をされるそうです。

お仕事がら大変忙しく目の下のクマが気になる、疲れ気味かもとのことでした。

よく、眠いの?と聞かれるんですって。

確かに、お疲れがたまっているような感じがありますね。

メイクオフの際にプチエステを行いますので、少し疲れがとれると思いますよ。

パーソナルカラーシーズンメイクって結構重要

診断から出たシーズンがメイクに役立ちだちます。

ファンデーションやアイシャドウなどには、是非ご利用ください。

例えば、同じブラウンのアイシャドウでも、黄土色やココアブラウンなど色味が違いますよね。の違いをシーズに照らし合わせるのがシーズンメイク。

それは知っておくとよいことだと思います。

まずは、32色のドレープでシーズン決定を行います。

彼女は、ウインターと診断しました。

  • 黒目と白目のコントラストがハッキリしている
  • 肌がほんのりピンク色
  • 肌質はツヤがある

という彼女の特徴も融合させ、ドレープを合わせていくと濃くてキリっとした色が大変映りが良かったです。

シーズンが決まると、シーズンメイクをします。彼女の肌に合わせてファンデーションの色を作ります。ピンク系のトーンが高めのファンデーションに、ブルーのアイシャドウをいたしました。彼女の場合、コツは、キラキラ感を出すこと!

「ブルーのアイシャドウだと派手派手しくなりそうですけどそんなことないですね!」

これは、アイシャドウを最初から濃くすると当然そうなっちゃいますよ?薄付きを意識してください。薄いのを何度も重ねていきましょう。

そして、眉毛は瞳の色にあわせること。

これは、私の持論なんですけど、アイブロウの色は瞳の色に合わせたほうが自然です。髪の毛に合わせると何だか「チグハグ、ヤンキーっぽい、暗い」という印象が強くなってくるんですよね。

今回、彼女の眉毛、私がスタイリングさせてもらいました。彼女の眉は、整えガイのある眉でした~。

私どもでは、どのメニューの場合でもご希望に応じて眉のスタイリングをさせていただきます。

シーズンメイクをしてから、ベストカラー診断を行います。

ベストカラー診断とは


これは、「似合う色」を見つける診断ではありません。私が行うパーソナルカラー診断は12分類です。どのシーズンもさらに3分類しています。その中からあなたはいったいどの属性かな?っているのを見つけます。
これは、ご自身の持っている肌の質感、メラニンやヘモグロビン、カロテンの量で決まるんですよ。
色を、彩度のあるもの、明度が高いか低いか、色相が黄色っぽいのか青っぽいのかで分けて、どれが一番しっくりくるかを見ていきます。

彼女のシーズンは「ウインター」。さらに3つに分類します。

  • ブリリアントウインター
  • クールウインター
  • ディープウインター

の3つに分類していきます。

ここに文章32色のウインターのドレープをあてて、しっくりくる色を探していきました。

彼女は、彩度がめちゃくちゃ高いわけでもなく、濃い色ばっかりでもありませんでした。

こういう風に、色相・明度・彩度の統計をとり、理論的に診断していくんです。

こればっかりは、ドレープを当てずに探し出していくのはほとんど無理だと思います。

これが、彼女のベストカラーたちです!

ベストカラーは赤黄緑青紫黒白の中からほぼ均等に出していきます。

そして、出てきたのが

  • その全てがクール・・・かなり青みが強い色がしっくりきた
  • 映りが良いドレープがほとんどクールに属している

だったのです。

余談になりますが、私は、雰囲気や直感だけで診断するのは好きではありません。

かと言って、統計や理論だけで診断を済ませてしまうのもどうかと思います。

私の場合は、直感と理論に審美眼が加わります。

年間300人以上の肌を見させていただいていますので、「健康的な(健康的に見える)肌」というのを知っています。

ここが、他のカラーリストと違うところです。

パーソナルカラーは活用しなきゃ意味がない

彼女がもともと着ていらしたニットカーディガン。いい線いっていますが、実は少し黄みがかかっているんですよね。

オータムっぽいんです。

厳密に言うと、似合いにくい色を着てらっしゃるわけですが・・・

ですので、ブルーベースのえんじ色とイエローベースのえんじ色を実際にかけて比べてみました。

いかがでしょうか。

彼女にとって、左側のえんじ色のほうが映えて見えませんか?

肌がキレイに見えるでしょ??

左にかけているドレープは、ウインターのワインレッド。青みがかかっています。

結構あると思うんですよね。この色って青みがかっているのか黄色がかかっているの?かが分からないことって。

いったいじゃぁ、どうしたら良いのか??と言いますと、シーズン毎の特徴・特性を生かせば良いのです。

ウインターの特徴には、コントラストをつけるという要素があります。それを実践すればよいのです。

黄みがかっているけれども、濃いこっくりした色なのでインナーに白っぽいものを持ってくる。

これで、コントラストが効いてイケます。

もうひとつ頑張って青みがかった薄ピンクをインナーに持ってくるとさらにイケます。

メイクはチークを青々とせずに、ほんのすこーしオレンジを混ぜたり、もしくはコーラルピンクに青みが強い粉を混ぜたりします。

似合わないから、ブルーベース(イエローベース)じゃないから、と診断された事をそのまんまを利用すると失敗に繋がります。

今回の彼女の場合は、

  • チークはカーディガンの色に少し寄せる
  • 顔周りはバランスが崩れない程度に青みを持たせる
  • コントラストをつける

これで、より美しく魅せることができます。

こんな風に「互いに歩み寄らせることが必要」になってくるんです。工夫することがポイントなんですよ。

このカーディガンは間違っているから着ない!というのは、あまりにも知恵がないです。

知恵を絞りましょ。

工夫しましょ。

誤解しないで欲しいのですが、レ・ソワンのパーソナル診断は、あなたのやり方を間違っている、と指摘するだけではありません。

知恵の絞り方を教えて差し上げます!

最後に、ベストカラーの中から彼女のお好きな色でパチリ。

昔から「紺が似合うね~」とよく言われたそうですよ。やっぱり、よくお似合いです!

今回彼女が受けたメニューは・・・

パーソナルカラー診断:所要時間2時間

【レッスン・指導内容】パーソナルカラー診断、眉スタイリング、写真撮影の姿勢、パソナルカラー手帳付

でした!

お疲れさまでした!