レ・ソワンのマドレーヌです。

年中通して、美白って気になりますよね。

実は、私マドレーヌは、美白系のお化粧品にはかぶれてしまいます。使えない(汗)

ビタミンCのイオン導入なんて、怖くてできません。

でも、55年間美白なんてほとんどしてきませんでしたが色白と言われます。

この記事では「美白化粧品には気を付けてください!」という内容でお届けします。

ホワイトニングや美白化粧品って何で出来ている?

いわゆる、美白化粧水・美白美容液・ホワイトニングなんとかっていうのには「ビタミンC誘導体」が入っています。

ビタミンC誘導体がくせもの

VC-エチルとかアスコルビン酸マグネシウムって聞いたことないですか?

酸化防止剤としてシャンプーやトリートメントにも入っている場合もあります。ペットボトルのお茶にも入っているのよ。

とっても活用しやすい。お値段もお安い。

なので、プチプラコスメからデパコスまで、国産外資系コスメ関わらず私たちの身近な存在。

すごくかぶれる人が多いのです。私も、その一人です。

最初は良いけど後が大変

で、この美白化粧品系。

最初は毛穴閉まってきたり化粧ノリも良いのよ〜

ビタミンC誘導体のおかげです。(レモンを触った後みたいな感じになりますでしょ?

「うわっ、めちゃめちゃ効果ある〜♫」なーんてね。

と、思いきや…

「だんだん調子が悪くなってきちゃった」となることが多いのよね。

ビタミンC誘導体は表皮の水分を吸い取ってしまう

それはなぜかと言うと、一番の理由はビタミンC誘導体が水分吸い取っちゃうからなの。

お顔の上で化学反応が起きるわけなんだけど、

これを酸化還元反応と言います。

酸化還元反応には水が使われるの。

だから、乾燥するんだけどね…

詳しくお話しすると、

※化学のお話になるので、苦手な方は飛ばしてもOK

りんごの皮むいて、放置すると黒くなるでしょ?

これは酸化のため黒くなっているのです。

でもね、レモン水につけると黒くならずにすみますでしょう?

これが酸化還元反応。

りんごが黒くなっている時ってオルトジフェノール類⇒オルトキノンって変化してるの。

フェノール⇔ノンってあるでしょ。

化学変化が起きていて水(=H2O)が移動していることを表しているの。

まあつまり、黒いのを薄くさせる時に化学反応が起こり「H2O=水」が使われるということです。

とにかく

「美白化粧品はすっごく乾燥するのね」

って覚えてください。

だから、乾燥からの赤みや粉吹き、またインナードライを発生させる原因になるのよ。

ビタミンC誘導体は刺激性で赤くなりやすい

また、ビタミンC誘導体には、刺激があるのね。

痛み・かゆみ・赤みの症状が出てくることが多い

ビタミンC誘導体の刺激と乾燥に耐えられなくなった肌には

赤み、かゆみが長引きそのうちやけどしたような状態になりパンパンに腫れることもあります。

突然、ニキビが大量に増えることもあります。

でも、そんなこと知らずに、美白効果を期待して美白モノに手を出し、なんかダメと思って他を探しジプシーしている人が多くいますね…

美白を求めると化粧品ジプシーになりやすい

かゆみや痛みがあるのに、原因が分からず使い続けている人がいらっしゃっても仕方がないかなーと思います。

だって、口コミやSNSでは、「美白=ビタミンC系」ってなってますからね。

でもね、たいてい皆さん、肌がモロモロになっているんですよね。

ガサガサザラザラもしています。

美白や毛穴を閉めることを目的としたイオン導入しまくっている人のお肌は見たらすぐわかります。私。

肌にツヤがなくてハリ・弾力が無いような感じなのです。

せっかく、美白・美肌を目指しているのに…もったいないな、と思います。

健康的に見える肌というのは、みずみずしい肌であり赤ちゃん肌のようなハリがある肌のこと。

そこからかけ離れてしまうような、美白はやめておいた方が良いと思います。

美白モノには気をつけていただきたいです。

美白化粧品はちょっと怖いと思っていた方がいい

美白化粧品が怖い理由をサラッと書いておきますね。

皆さん覚えてらっしゃいますでしょうか?

カネボウ美白化粧品回収事件というのがありましたよね。

2013年カネボウの美白化粧品自主回収について

弊社が製造・販売した医薬部外品有効成分「ロドデノール」の配合された美白製品をお使いのお客さまに肌がまだらに白くなる白斑様症状が確認されたことを受け、2013年7月4日に自主回収を公表、当該製品の回収に努めてまいりました。

余談だから言っちゃうけど、当時私が驚いたのは、45万個が売れてたということなの…

さすが、カネボウ。それくらい、美白商品って売れるのね〜

カネボウ美白化粧品回収事件

当時、メーカー側は因果関係をはっきり認めていませんでしたね。

厚労省が認めた安全な成分であるが、因果関係が懸念されると強調していました。

一般消費者からの声は、最初無視だったそうです。

皮膚科の先生が、なんかおかしいんじゃないか?という報告で初めてメーカーが動き出したそうです。

今、企業の危機管理?リスク回避?とかで、よほどのことがない限りカブレなどは認めないのです。

全て消費者の選択責任にされてしまいます。

ニュース報道になるくらいの化粧品のトラブルに関しては、敏感肌や化粧かぶれは基本的にあまり相手にするつもりはないのでしょう。

皆さんも、化粧品トラブルあった時って「この化粧品が原因ではない!」って思ってしまうのよね。

せっかく買ったんだし!高かったし!有名メーカーの物だし!って。

めっちゃ売れてるから、そんなわけない!ってね。

私も若い時、自分がかぶれているって気付いてないときはそういう思考回路でした。

これが、敏感肌や化粧かぶれがあまり世の中で騒がれない理由なんじゃないかなーとも思いますね。

だから、余計怖いのよ。一番怖いのが美白化粧品だと私は思っています。

因みに、

私にとって、カネボウの美白系化粧品は、

1980年代後半に「ホワイトニングなんとか」っていうのを使ってからめちゃめちゃカブレるのよね。

何度試してもかぶれるので怖くて使えません。

私は、30年以上、

資生堂やカネボウ

コーセーや花王、SK-2

外資系化粧品などのデパコス

ドラッグストアコスメなど、

ありとあらゆる化粧品全てかぶれてきたの

その私が言っているのです。

これほど、信ぴょう性のあるものは無い!

と思って記事書いてます。

使ってトラブルが出たら美白をやめる勇気を!

皆さんへ「凄い勉強しなさい」というわけではないけれど…

注意点を書いておきたいと思います。

美白化粧品の注意点

美白化粧品に注意①

大量に売られているドラッグストアの美白化粧品を信用しないこと。

→安価なビタミンC誘導体が大量に使われている可能性が高い

美白化粧品に注意②

信ぴょう性の低い口コミや「あのタレントがCMしているからいい美白化粧品なのよ」など思わないこと。

→大手メーカーは宣伝のため芸能人を起用しています。

あくまでも宣伝ですからね。最近ではインスタグラマーさん、ユーチューバーさんなどですね。提供や案件というやつです。

美白化粧品使った時のトラブル集

次は、おかしいと思った方が良いポイントです。

美白化粧品使った時のトラブル
  • 痛い(使用した瞬間ではなく、5分以上経過しても痛みがある場合もチェック)
  • かゆい
  • 赤くなる
  • モロモロになる
  • ガサガサする
  • 蚊に刺されたようになってきた
  • 少しずつニキビ・吹き出物が増えてきた

是非、参考になさってくださいね!

あんまり、批判的なブログは書きたくないのですが、

皆さんの肌がボロボロになるような事態があったのですから、

書かずにはいられませんでした。