こんにちは。マドレーヌです。
ここ最近、立て続けに同じようなご相談がありました。
それは人間関係。
サロンでは、よくこういった相談を受けますので、取り上げたいと思います。
もくじ
人間関係のお悩みに共通点があった
ここ1週間お悩みを打ち明けられた方が3名。
私いじめられている?
- 職場の配置換えがあり厳しく自分には向いていないかも。いじめ的扱いを受けているかも(40代)
- 新しく就職した先での人間関係に自信がない。馴染めていない。上司先輩からいじめられているかも(20代前半)
- 子どもが学校で無視されているらしくとても不安です、この状態はいじめかも。学校に相談した方がいい?(お子さん10代・お母さま40代)
どのケースもまずは、状況を客観的に見て行きます。
ベテランの方も新人の方も10代のお嬢ちゃんも、みんな今の状態がとっても不安。
そして、この状態がずっと続くと思っていらっしゃいます。
でもね、そういう不安が余計状況を悪化させます。
不安が払えるようなアドバイスをして行きたいと思います。
さて、年齢も環境も違うお三方。
皆さんの共通している点は「皆さん新しくスタートを切った」という点ですよね。
ここに焦点を置いてみましょう。
新しい人間関係
私は、自分の子どもにもよく言うんですよね。
皆さん、学生時代を振り返ってみてください。
入学やクラス替えで新メンバーになった時、たいてい出席番号の前後や隣の席の子と仲良くなりませんでしたか?
でも、なんやかんやあって卒業する時の仲良しって意外とその子ではなかったりせいませんでしたか?
下手すると全く喋ることがない間がらになっちゃう。
(ざっくり考えてみてくださいね)
だいたい9月くらいから、ひょんなことで仲良くなった子と長くお付き合いが続いたりしていませんでしたか?
少なくとも、私はそういう感じだったなと思うんです。
3人の子どもたちも小中高とそうでしたね。
さらに、「考えてみればそうですよね~!!」って言う方も非常に多いのです。
ということは、新しくスタートを切ったら、半年くらいは行き当たりばったりのその場しのぎの人間関係でも構わないと思うのです。
肩に力が入り不安になる
恐らく、相談して来られた3人さんは
って、肩にチカラが入っていたはず。
肩にチカラが入っているものですから、日頃できていることもできなくなってしまいます。
すると、私はダメなんだよな~とダメ人間の思い込みコースに突入します。
ある程度の緊張はよろしいですが、肩肘張るのはやめていいです。
最初から突っ走ると続かない
みんなね、最初から新境地で気持ちが膨らんでますからダッシュかけようとしちゃうんです。
ダッシュは続かないように人間できているんですよ…
そうなって当たり前
最初はできなくて当たり前・わからなくて当たり前。
皆さんね、これを忘れてます。
当たり前と思っていないから、わからないことを聞けなかったりします。
それで、突っ走っちゃう。
聞かずに「できます!大丈夫です!」アピールしてしまうと、後が大変になってきます。
たいてい大きな失敗を起こして、騒動になることが多いようですね…
それならば、聞いた方が良いし、小さな失敗繰り返した方が大事にはなりません。
また、一度聞いたことなのにまたわからなくなった…っていう時ありますよね。
皆さんには「聞いて良いのだろうか?」という不安がよぎります。
「聞いた時、すっごいイヤな顔されたことあるし・・・」
こういう時にはピッタリの言葉があります。
クッション言葉を活用してみて
ひとこと「確認なんですが」「確認させてもらっても宜しいでしょうか」などと添えると良いですね。
最初は、ソフトで明るくわからないことはわからないって言った方が良いのですよ。
ほとんどの人間関係は「聞く」ことをすればスムーズに行きます。
特に人間関係では、最初のイメージが中々払拭できません。
- あくまでもソフトに
- あくまでも明るく
- あくまでも素直に
をモットーに質問や確認を繰り返しましょう。
では、お三方への行ったアドバイスの一部をご紹介します。
人間関係のお悩みアドバイスの例
それぞれの方へ、どのようにアドバイスをしたかを書いてまいります。
ほんの抜粋、一部です。
40代の女性へのアドバイス
新しい所に配属されたんだから、何もわからなくて当たり前。ペースも遅くなって当たり前。
ベテランだから何でもできますって臨むとあとしんどいです。
ここは、何もわかりません、教えてください下手下手にでていきましょう。
そこの部署にいる人たちは年下でも先輩だと思ってリスペクトを。
そして、真似て仕事を覚えること。
叱られた時は、業務上での叱りなのかをよく考えてください。
業務上のことで叱られるのは仕方ありません。それは、耐えられると思いますよ。
業務内容や業務時間があなたの身体や生活・子どもさんに影響を及ぼすかどうかを見極めて。
もし、及ぼすようなら即効退職を考えてください。
及ぼさないのであれば必要な辛抱です。
業務上の叱りなら甘んじて受けて。
業務内容や時間などの実生活、精神的な影響があるなら退職を。
仕事しに行ってんだから、仕事以外に影響が出てるかを見極めてね。
20代の新入社員さんへのアドバイス
新しく社会人になったのなら、怒られて当たり前を覚悟。
覚えることがいっぱいあるんだから、一生懸命メモして覚えましょう。
学生時代ではないんだから、新入社員同士のコミュニケーションよりも先輩や上司とのコミュニケーションをとることを優先してください。
コミュニケ―ションって「楽しくお話!」「気の利いたことを言う!」と勘違いしていませんか?
- 笑顔で返事をする
- ありがとうございますと言う
- 上司や先輩から言われたこと教えられた業務内容を、その日か翌日の朝に振り返り叩き込む
- 質問したり確認をとる
以上の4点が職務上のコミュニケーションの基本ですよ!
このポイントを押さえていれば、絶対イケます。
馴染めなかったり、いじめられていると感じるのであれば、以上のことができていないのではないのかな?
だから、メモが必須。コミュニケーションをとるための材料になりますからね。
メモできないのでしたら、あとからメモしてください。スマフォでSiriにやってもらってもいいのですよ。
いじめやパワハラって決めつける前に、まずは、あなたがやるべきことをやらなくては。
10代のお嬢さんへのアドバイス
高校生までの学生さんの場合です。
学生さんは、みんな自分のポジション探すの必死ですね。だから、めっちゃ不安。
不安だから、目に付く子を無視したりターゲットにすることがあります。
で、一軍?カースト上位っていうのがありますよね。これも、しんどい話です。
その学生さん(思春期特有)の不安感に流されないようにしましょう。
無視という行為はたいてい不安感と背中合わせ。
学生時代は、そんなにもがかなくても、自分に見合ったお友だちが自然とできるようになっています。
絶対大丈夫です。
不安な気持ちや辛いことや愚痴は、できるだけお友だちではなく、お家の方やお母さん、お姉ちゃんなど大人の人に言ったほうがいいですね。
何言っても許してくれる人「そんなこと言ってはダメ」って言わない人を見つけてるといいですね。
それがお母さまだと一番いいんですよ。
お母さまには、お友だちの悪口や苦しく辛い気持ちを言っても、聞いてあげてください。
今は、学校に相談するタイミングではないかな?…
まずは、お嬢ちゃんのお話を聞いてあげてとアドバイスをしました。
人間関係の悩み共通アドバイス
新しく始まった半年間は以下の事をできるだけ気にしないでください。
あなたが相手のことをあまりわからないように、相手もあなたのことがわからないのです。
半年の間で、起こる言動は、たいてい当てずっぽうで発した言葉や態度です。
相手も不安でみんな不安
それから、相手方も人間関係が不安である、、、ということを忘れないでくださいね。
相手方も、あなたのこと何も知らないのですから、ある意味、恐怖と不安におののいています。
人格否定なんてできるレベルに達していない。ということを知ってください。
味方になる
最後に、もし、こういった相談を子どもさんやお友だちや同僚から受けたら、
なんていうことは絶対言わないであげてくださいね。
気にするのが当たり前なんです。
どうしたいなんか決まっているじゃないですか。
上手くやって行きたいのですよ。
だから、そんなことは聞かなくてもいいです。
是非、味方になってあげてください。
私がこの記事で書いたことをお話してあげてもいいし、「それは腹立つ!」と言って共感してあげてもいいですね。
味方になってくれる人がいるんだ、と感じるととても元気になります。
だんだんとやる気がでてくるんですよね。
その後はご褒美
味方がいるんだー嬉しいなぁと思ったら、是非、甘い物を食べましょう。
このタイミングでの甘い物は、すっごくパワーを上げてくれます。
不思議と少量で満足できて、太らないんです。
(クサクサ・イライラしている時の甘い物は百害あって一利なしですけどね。)
ちょっと変わったアドバイスかもしれませんが、是非活用してくださいね!
新しい場所ですぐできる人間関係は良くも悪くも続かない