パーソナルカラー診断の分類とタイプについて

こんにちは。カラーアナリストのマドレーヌです。

  • 診断を受けたいけれど、よく分からない
  • 実際にプロの診断を受けたい

という方のために、今回の記事を書いてまいります。

パーソナルカラー診断とは何なのか?また、分類タイプって?
レ・ソワンではどのような診断を行っているのかを交えながら説明していきます。

パーソナルカラーとは?

パーソナルカラー診断とは、人によって似合う色が違うので、分かりやすく四季で例えました!という診断ですね。

染色できる色を季節でわけてるんだけど、服地として染色できる色は限られていて、印刷するのとはちょっと違います。

  1. 原色を黄色っぽいグループ、青色っぽいグループに分ける
  2. 次に黄色っぽい色を明るい暗いに分けて、青っぽい色を明るい暗いに分ける。

色をシーズンで分ける

分けた色を

  • 黄みがあって明るい色が似合う人を春タイプ
  • 黄みがあって暗い色が似合う人を秋タイプ
  • 青みがあって明るい色が似合う人を夏タイプ
  • 青みがあって暗い色が似合う人を冬タイプ

分類とタイプがある

これは色を分けて何タイプのカテゴリに入れるのか?というお話です。

パーソナルカラーには、△分類□□タイプといういくつかの診断方式があります。

分類の仕方によってもっと詳しく似合う色が分かるのでは?ということで、△分類□□タイプがいっぱいあるという訳です。

「私はサマー」って言ってるのは「4分類」という分け方してるのね。

ネット検索をしたら出てくる自己診断は大体この4分類で分けられています。

この4分類は「あれ?わたしサマーなのにサマーの色似合ってなくない?」という現象がよく起きます。

そんな経験ありませんか?

そもそも自己診断間違いっていうのもありますが、それ以外にも原因があります。

それはなぜかを説明しますね。

分類が少ないと間違いが起きやすい

例えば、血液型を思い出してみてください。

一般的にA・B・О・AB型に分けられていますよね。

でも実際はAA型とかAО型の人とかいますし、「わたしはRhマイナスなんです」っていう人もいます。

「私、A型なんだけどAOだからちょっとおっとりしているのよね」

なんて言うの聞いたことありませんか?

このように、

サマー→ブルーベース決定→だから青っぽいのしか似合わないと結果が出たとしても

分類が増えると「ブルーベースだけど、濃いめの青より薄いオレンジの方が似合うわ」っていう診断ができるわけなんです。

レ・ソワンが採用したのは6分類12タイプ

レ・ソワンでは6分類12タイプという分類方法を採用しています。

原色を6つのグループに分類して、12のタイプがありますよ、という方法です。

  1. ウォーム(暖かみ)
  2. クール(冷たさ)
  3. ライト(明るさ)
  4. ディープ(濃さ)
  5. ブリリアント(鮮やかさ)
  6. ソフト(柔らかさ)

で分けています。

それを4つのシーズンに当てはめました。

この方法で分類しますと、

『原色に近い青っぽい色が似合うサマーちゃん』は③のクールサマー

『少しだけ温かみがあるけれど青っぽい色が似合うサマーちゃん』は⑤ライトサマー

となります。

といったような似合う色の微妙なニュアンスを見分けることが出来るんです。

先ほど説明しました4分類に無くて6分類にある概念、それは質感です。

専門用語ですと「清濁」と言うのですが、難しい曲線のグラフを使って説明することになるのでここではそれは割愛いたします。

皆様に分かりやすくお伝えするためには質感という言い方が一番かと。

質感を診断の中に取り入れますので、セカンドシーズンが選べるんです。

セカンドシーズンが重宝します

セカンドシーズンとは、そのままの意味で、二番目に似合う季節ということです。

前述した『少しだけ温かみがあるけれど青っぽい色が似合うサマーちゃん』は、スプリングがセカンドシーズンになります。

それは一体どういう理屈かといいますと・・・次の項目で診断の流れを交えながら説明いたしますね。

どのように診断するのか?

診断には、ドレープを使います。

シーズン決定のためのテストドレープやベストカラー診断のためのドレープ等、
様々な種類があります。

※使用するドレープの種類・数はそれぞれの診断法やアナリストの考え方によって違います。

レ・ソワンが採用している6分類12タイプの診断方法では

まず、テストカラーで診断します。ドレープを鏡の前で実際に当ててみて、似合う季節を決定していきます。

例えば、以下のような結果が出たとします。

  • 赤はローズレッド→サマー
  • 青は明るい水色→スプリング
  • 黄色はレモンイエロー→サマー
  • 緑は黄緑→スプリング
  • ピンクは青みがかかった薄いピンク→サマー

ということが言えるのです。

このように、セカンドシーズンは似合う色をより詳細に決める判断材料になる、ということです。

この場合、サマーが3、スプリングが2ということで、ファーストシーズンはサマーとなります。でも、緑と青はスプリングの色が似合うという結果が出ています。

二番目に似合う季節・セカンドシーズンはスプリングです。

ということは、

サマーなんだけれども、ちょっとスプリング感があるから
暗い色より明るい色みが似合うサマー

似合う季節に合わせたメイクをしたあとに、ベストカラーを診断します。

※ この1色だけが似合う…を探し出すのではありません。

各色の中で1色ずつ選びます。

例:似合う季節がウインター

シーズンの中で、選ぶことがほとんどですが、診断結果で出たシーズン以外でのアドバイスも行っていますよ。

セカンドシーズン以外からおススメの色を持ってくることもあります。

レ・ソワンのこだわり

「着るお洋服やファンデーションの色で全然違った雰囲気にすることができる」というのが私の考えです。

私がパーソナルカラー診断を行うことは、皆さんに「自分を美しく魅せること」をお教えできる第一歩。

私どもでは、その第一歩を大切に考え、できるだけ太陽光と同じような環境での診断をして、皆さんに正しいが診断ができるよう心がけています。

(色は太陽からの反射で色が見えています。)

そして、皆さん、人それぞれ様々な個性をお持ちです。

色に気を取られすぎることなく、カタチも視野に入れています。

3次元の世界に住む私たちは、全て立体でありますから。

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また、アイシャドウやファンデーションのことはもちろんのこと、お洋服もそれぞれのブランドのこれ!という具体的なアドバイスもしております。

メイクレッスンやてますからね!

アドバイスの際、20代のアシスタントを入れ、お洋服やアクセサリーのセンスに偏りが出ないよう工夫しています。

そういった診断を心がけております。

以上、パーソナルカラー診断とレ・ソワンではどのような診断を行っているのか説明させていただきました。

皆さま是非、お越しくださいね。お待ちしております。